例えば家を建てる時、設計図が描かれた段階で、見えない世界ではすでに家は建っているのです。
あなたが旅行に行く時は、目的地が決まっていて旅行に行きます。 同じように、実は未来が先に来るのです。
すべて「未来が先」なのです。
人は、未来を自由に変えられる。だから、過去も自由に変えられるのです。
だから、究極的には過去も未来も現在もありません。
なぜ、ないと言えるのか? では、逆にお聞きしましょう。
過去がもしあるなら、あなたの目の前に出してみてください。ありますか?
反対に、未来はありますか?
あるなら出してみてください。
それでは、今は出せますか? これも難しいですね。
今といっても、「い」と言った瞬間、もう今ではありません。「い」を何億分の一に切っても、それはもうすでに今ではないのです。
本当は「今」はない。
それゆえ、あなたはまっ白なキャンバスに、好きな絵を描けるのです。あなたの過去も現在も未来も、まっ白なキャンバスに自由に描くことができる。
あなたの過去も現在も未来も、あなたの思うように描けるのです。