お客様以上に家族を明るく照らそう!

お金・仕事

スタッフの皆様、受講生の皆様、いつもありがとうございます。

私は今年の2月にはじめて佐藤学長の「究極のセールス」を読ませていただき、それがご縁で、これまで何度か講座を受講させていただいております。

そのころの私を振り返ってみますと、仕事がうまく行っていない、人生も上手く行っていない、という思いに深くとらわれており、現状を何とかできないかともがいていたように思います。そのときに出会ったのが「究極のセールス」でした。

「絶対にNOと言われない」という言葉に強く惹かれたのだと思います。お客様に断られるという状況は私にとってなんとしても避けたい状況で、それは、自分が傷つくのがいやだ、「断る」と言う不快な言動をお客様にさせてしまうのがいやだという両方の私の思いが強かったからだと思います。

結局はこの本の中で紹介される、愛、本当の自分ということに興味を持って受講の問い合わせをしたのですが、この本を読んでいるときの私は、内容の一つ一つを自分の仕事に結びつけ、仕事にどう使えるのかと言うことに焦点を当てて読んでいたと思います。

先日、「営業マンは1秒で変わりなさい」が発行されました。

私は一気に読みました。ただ、前の「究極のセールス」を読んだ時とは自分の読み方、捉え方が少し違っていました。もちろん講座を受ける前と後という違いがありますが、私に営業の本として営業に役立てようという感覚がなく、他の佐藤学長の著書と同じく、仕事に限らず、人生と言うか、全体と言うか、本当の自分に焦点を当てて読んでいました。

内容を理解しようというのでもなく、佐藤学長のエネルギーを感じるようにハイペースで読んでいました。自分を本といっしょになって、奮い立たせよう、といった感覚です。

すると、他の著書やお話のときにもよく出される、灯台の話の記述があるところに差し掛かりました。

いつもはよく知っている話だ、と思ってすーっと自分の中を過ぎてしまう話なのですが、今回は違っていました。「お客様」のところを「家族」と読み替えていましたので、「われわれは仕事のときはお客様に対して、わりと自然に大切に扱えるけれども、身近な身内にはぞんざいな態度をとりがちだ」と気づきました。

遠く(お客様)は一生懸命照らすのに、足元(身内)を照らしていないことが非常に多いですね。

私は、これからは、お客様に接するのと同じくらい、いやそれ以上に、家族に対して明るく元気を振りまこう、光の存在になろう、と気持ちを新たにしました。