買ってくれようがくれまいが、自分の心がすべて
どんな業界でも、どんな時代でも、どこに行っても通用する究極のセールスマンの条件はズバリ、次の三点を満たしていることだと私は確信しています。
1・愛が溢れ出ている人
2・全てを愛せる人
3・神と一体の人
自分そのものから愛が溢れ出ていない人が、モノを売ったらどうなるかというと、単なる自己愛のために人にモノを売りつけることになってしまいます。
生活の必要上やるけれど、そこにお客様が存在しなくなります。社会や人類のためになることを考えていないんです。例え人をだましても、自分さえ儲かればいいという考えになってきます。
人の喜びを自分の喜びとするのか、自分の喜びのために儲けや都合だけを追及するのか、大きく分けて二つしかないのです。
そして、ある特定の人だけ愛するのではダメなのです。買ってくれる人は愛するけれど、買ってくれない人は愛さないというのは、全部自分の都合から出てくる心です。
そうではなくてそれを全部超越して、すべての人を愛せる心を持っているか。今この場で買ってくれようがくれまいが、愛していることは変わらないと思えるかどうかです。
そしてこういった心になれば、その心に見合った商品が現れてくるのです。それに見合った会社を選ぶようになり、それに見合った売り方ができるようになるのです。
ですから、あなたの心そのものが全てのもとなのです。
営業成績が上がっている時とか、お客様から大口の契約を受注した時だけ愛が溢れていても、成績が思うように伸びなくなったり、契約をキャンセルされると、お客様を愛せなくなったりするようでは、究極のセールスマンとは言えません。
どんな状況でも、前記の三点を満たしていることが究極のセールスマンの条件です。