仕事にはストレスがつきものです。厚生労働省が5年ごと行っている「労働者健康状況調査」では、もっとも多くの人が感じている職場でのストレスは、人間関係によるものと発表されています。
あなたがその職場にいる時間は、一日に何時間ですか?
一日のうち8時間を職場で過ごすと仮定すれば、一日の三分の一もの時間です。睡眠が6~7時間でしたら、起きている時間の約二分の一が職場にいることに。
セールスで外回り中心だったり、パートタイマーだったりして、仮に一日4時間だとしても、起きている時間の約四分の一が職場にいることになります。
ということは、あなたの人生に残された貴重な時間のうち、かなりの部分は職場にあるということです。
その時間を快適で楽しい「天国」にするか、不快で苦しく耐え忍ぶ「地獄」のような時間にするか。それは、あなたがどのように「職場の人間関係」を築くかにかかっています。
逆に言えば、職場の人間関係さえうまくいけば、ほとんどの問題は解消されるのです。
なぜなら、人間関係が良好であればあなたへの協力者が現れてくるからです。
たくさんの協力者がいれば、それだけ知恵が出るし、力も増えて、当然仕事のクオリティもスピードも増していきます。
いまの職場で人間関係に問題があるなら、グチを言っているだけでは何も解決しません。
「一刻も早く定時が来てほしい」「早く土日が来て欲しい」としか思えないような人生では、あまりに寂しいではありませんか。
「早く月曜が来て、会社に行きたい!」と、日曜日の夕方に心からそう思える、そんなワクワクするような仕事ができたら最高ですよね。