サザエさん症候群

うつ病

月曜日の朝、目覚まし時計のアラームが鳴り響く。

 

ベッドから重い身体を引きずり出したあなたは、玄関で靴に足を通し、満員電車に乗って会社に向かう。

 

その瞬間から、憂うつな一週間が始まるのだ。

 

先週も、今週も、そして来週も、大キライな月曜の朝がやってくる……。

 

そういった生活に、あなたは浸りきっているのではありませんか?

 

恐ろしいことに、そんなうつうつとした気分を抱えたビジネスパーソンがいま日本中に溢れかえっています。この心の状態が、サザエさん症候群と呼ばれていることをご存じの方も多いでしょう。

 

日曜日の夜、テレビアニメの 「サザエさん」を観ると、翌日に仕事や学校に行くことを想像して憂うつになってしまう症状のことですが、その背景には仕事への不満や不安、職場の人間関係の悪さなどからくるストレスがあるとみられています。

 

また、学校であれば児童・生徒間のいじめや先生との関係が良くなかったり、個性を押しつぶす詰め込み教育が合わず、心に支障をきたすわけです。

 

 

このサザエさん症候群は、名前はやわらかい雰囲気ですが決してささいなことではなく、またその悪影響は月曜日だけに留まりません。

 

そうした気分が週末まで持続すれば仕事のパフォーマンスが低下しますし、頭痛や腹痛、吐き気、不眠などの身体的症状を伴うことも多く、体調を崩してしまえば働くこともできなくなるでしょう。

 

学校であれば不登校、ひきこもりなどにつながり、学業どころではなくなりますし、サポートする家族の負担も増えるのです。

 

Web検索エンジン大手のヤフー株式会社が発表したレポートによると、日曜日は悩みに関する検索ボリュームが多くなるのだそうです。

 

さらには「やる気が出ない」「幸せとは」「つらい時の乗り越え方」といった言葉の検索数が、18~19時の時間帯にかけて急上昇しているというのです。

 

このデータはまさに、日曜日の夜は悩みが深まる時間になっていることを表しているわけです。

 

しかし、安心してください。

 

私は心の専門家として30年以上活動してきました。

 

そのなかで培った、月曜日の朝がラクになってしまう画期的な方法を心の学校キャンパスでたっぷりとお伝えしていきます。